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2020.03.31

トタン屋根も火災保険で修理可能?費用を抑えるためにできること

 

「うちの家はトタン屋根だが錆が気になる・・・」

「台風の後にトタン屋根が壊れてしまった」

 

このようなトタン屋根に関する悩みを抱えておられるかもしれません。

 

トタン屋根は費用が安いことから、建築素材として使われてきましたが、経年劣化が早かったり、自然災害の被害で壊れてしまったりすることもあるでしょう。

 

そのような悩みを抱えておられる方の中には、加入しておられる火災保険で請求できるものもあるかもしれません。今回の記事では、トタン屋根の修理を火災保険で請求できるのか、詳しく解説していきます。

 

トタン屋根の修理の費用やタイミング

まずは、トタン屋根の修理の費用やタイミングを見ていきましょう。加工性が良い建築材ですが、今では主流ではなくなっているものです。しかし1980年代までは主流であったことから、活用されているものが古くなっている場合があります。では、どのタイミングで修理が必要となり、どのくらいの費用がかかるでしょうか?

 

10年後には水が浸透の恐れ

 

トタン屋根の寿命は、比較的短く約10年となっています。もちろん10年で取り換える必要があるのではなく、7年目から10年目の間で塗装をすれば、サビや雨漏りもすることなく使えます。しかし塗装を何度もすることで、ヒビが発生したり塗料がはがれたりすることがあるのです。

 

塗装がはがれてしまうと、サビも発生しますし、そこから腐食がスタートしてしまうのです。さらに腐食がスタートしてしまうと、下にある防水シートや下地まで湿気が来てしまいます。屋根の取り換えだけですと、そこまで高額にならない修理費用も、下地に浸透することでリフォームも高くなります。

 

メンテナンスを続けることはもちろんですが、下地まで腐食が進んでいないのかがトタン屋根を修理する際の懸念点になります。

 

トタンで修理するなら安く済む

 

トタン屋根の修理ですが、加工やしやすく軽量で運搬もしやすいことから、費用は安く済ませることができます。修理に時間がかかったり、加工が難しかったりするとその分工賃がかかるので費用は高くなります。その点、トタンであればスペースが取りにくい場所でも屋根の施工が可能などというメリットがあるのです。

 

また痛んでいる部分のみを修理することもできるので、費用を抑えることができます。部分的な修理であれば、1万円ほどから数万円で完了することもあるでしょうし、傷んでいて雨漏りしている部分をコーキングするだけであれば、費用もほとんどかかりません。

 

もちろんこれらの修理をして、どのくらいの年数持つのかという点は別で考える必要があります。いずれにしても、トタン屋根のまま修理するのであれば費用は抑えられます。

 

ガルバリウム鋼板に変える人も多い

 

トタン屋根に問題が発生するタイミングで、ガルバリウム鋼板の屋根に変えることを検討する方も多いです。実際にリフォーム会社に相談をすると、ガルバリウム鋼板を提案する会社は多く、提案通りにガルバリウム鋼板の屋根に変える方も多いです。

 

なぜガルバリウム鋼板の方が優れているかというと、まずメッキが3倍から7倍も長持ちします。ガルバリウム鋼板の場合には、傷が付いた場合でもメッキ成分で修復しようとします。しかしトタンの場合には、亜鉛が含まれていることから、傷口が広がってしまうという結果になるのです。

 

しかしガルバリウム鋼板の場合には、アルミも流出するので傷口を広げずに済むのです。結果として、ガルバリウム鋼板の場合には約30年以上も使えます。全体のコストとして考えると、ガルバリウム鋼板には大きなメリットがあるのです。

 

トタン屋根を修理する理由

トタン屋根を修理する理由も見ていきましょう。簡単に言うと、経年劣化に加えて自然災害で損傷があったというケースがあります。

 

経年劣化

 

こちらは上の見出しでも述べたように、トタンは10年ごとに塗装が必要になり、また塗装が何回も加えられるとはがれてしまうという経年劣化です。

 

10年までには塗装が必要と考えると、数回でトタンにサビが発生することも考えられます。気づかないうちにトタン屋根に損傷がある可能性もあるでしょう。そこから雨漏れの原因となる浸水があることも考えられます。

 

経年劣化すると、早急にリフォームをするか修理をしなければいけない状態になっていることもあるのです。

 

自然災害で損傷した

 

別の点は、自然災害で損傷したというケースです。昨今大型の台風が日本を襲ってきましたので、実際に被害に遭われた方もおられるでしょう。また台風だけでなく、暴風雨、春一番、竜巻などの強い風でトタン屋根が損傷したということも考えられます。

 

これらの風を起因とする自然災害でもトタン屋根が損傷することがあるのです。大きく損傷するわけでなくても、ジョイントが開いてしまったり、釘穴が広がってしまったりすることから雨漏りが発生してしまうこともあります。

 

火災保険でトタン屋根の修理はできる?

自然災害でトタン屋根が損傷することもありますが、火災保険で修理することはできるのでしょうか?

 

結論から言うと、風災としてみなされると保険金請求できる可能性はあります。どのような条件で風災となるのか、さらに詳しくご説明いたします。

 

風災として認められる条件なら可能

 

風災として認められるならトタン屋根も修理できるのですが、風災としての条件は最大瞬間風速が秒速20m以上というものがあります。台風、暴風雨、春一番、竜巻などがこの条件を満たしているなら、申請対象となる可能性が高くなるのです。

 

認められない可能性がある場合

 

風災として認められないケースとして、先ほどの条件である最大瞬間風速の秒速20m以下の場合や、経年劣化が主な原因と考えられる場合です。屋根表面にサビが発生している状態で雨漏りがあったり、屋根のヒビ割れがあったりするなら経年劣化が原因と判断されるでしょう。

 

他にも、屋根表面にコケやカビが発生していたり、ねずみや鳥などが屋根に損害を与えているときも経年劣化の類と判断されることもあります。すでにある損傷を放置している場合は、保険契約者に重大な過失があると判断されて、審査に通らないこともあるでしょう。

 

建築から20年未満であっても、ノンアスベストストレートなどで不具合が起きやすい素材の場合には保険の審査に通らないこともあります。

 

また別の点として、保険金で認められるのは部分修理のみというケースもあります。屋根全面を改修する場合には、その部分が認められないこともあるのです。しかし保険金を申請通りに使う必要はありませんので、見栄えをよくすることは可能です。

 

修繕費用が安いなら補償対象外

 

修理費用が20万円以下の場合には、補償対象外になります。トタン屋根の場合では、コーキングをするのみで修理が終わってしまう場合や、塗料を塗るだけで修理になる場合には、20万円以下に収まることもあるでしょう。

 

保険が適用されるには、20万円より高くなければいけません。しかし屋根の修理となると、足場を組み立てるので、結果的に20万円以上になる確率は高いでしょう。足場が要らないと主張されることもあるかもしれませんが、安全確保のために組み立てましょう。

 

また部分修繕しか認められなかったり、足場を確保できた場合でも、屋根全体が痛んでいるなら全面改修をした方が長期的に良いでしょう。

 

修理内容や理由によっては火災保険で請求しよう

 

トタン屋根の修理は簡単に思えますが、条件によっては火災保険を適用させることができます。経年劣化がすでにあったり、費用が安い場合には適用外になりますが、傷みが発生しているのであれば、修理を考慮することをおすすめします。水漏れが深刻にならないうちに、どのような修理ができるのか検討してみるのはいかがでしょうか?