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2020.04.01

ベランダ修理の費用相場はどれくらい?DIYや火災保険適用なら無料で直せる?

ベランダ修理は火災保険が使えるの?その保障範囲とは?

ベランダ修理には火災保険が適用される場合があります。

火災保険とは、その名称から火災に対しての保険といったイメージがあるかもしれません。

しかし、火災だけでなく、落雷や台風などの自然災害に対して生じた損害に対しても補償を受ける事ができる保険となっております。

 

そんな火災保険の基本知識として知っておきたいのは、火災保険にはいくつかのコースがあるという事です。加入コースによって保障範囲が変わってきます。

火災保険のコースを大きく分けると「1.建物のみ」「2.家財のみ」「3.建物と家財」 の三つがあります。

 

「建物」とはベランダだけでなく、フローリング、キッチン、お風呂などの建物に取付けられているモノです。一方で、「家財」とは家具、家電、衣類などの建物には取付けられていないモノです。

例えば自然災害によりベランダから雨漏りをしてしまい、屋内の家具や家電まで被害に遭ってしまったとします。

 

「1.建物のみ」 のコースに加入していた場合、ベランダ修理には保険が適用されますが、家具や家電については保険が適用されません。

逆に「2.家財のみ」に加入していた場合は、家具や家電には保険が適用されますが、ベランダ修理には保険が適用されません。

 

自然災害に遭って火災保険を適用しようと考えた際、まずはご自身の加入コースを確認して下さい。

台風など風災の認定を受けなければ火災保険は下りないの?適用の条件を解説!

火災保険の適用を受けるには、保険会社に申請を行い、被害が自然災害による損害だという認定を受ける必要があります。

その申請を行う上でいくつかの書類を準備する必要があります。

申請必要資料とは「1.建築を確認できる資料」「2.調査報告書」「3.修理費見積」「4.被害箇所の写真」などです。

 

「1.建築を確認出来る資料」は一戸建ての場合、登記簿謄本、確認通知書、確認済証などです。マンションの場合は、登記簿謄本、重要事項説明書などです。

全て新築購入時や中古購入時に不動産業者等から受け取る書類になっております。

 

「2.調査報告書」は被害が経年劣化によるものではなく、自然災害によるものだと診断してもらう為に必要な書類です。

その為、被害を受けた場合には迅速に専門家に現地調査を依頼する必要があります。

 

現地調査はリフォーム会社や工務店などの専門業者や火災保険に詳しい調査員が行います。現地調査をしてもらうことで、併せて「3.修理費見積」「4.被害箇所の写真」の申請資料も発行してもらえます。

一戸建てとマンションではベランダの扱いが全く違う?住宅別に費用相場を比較!

一戸建てとマンションではベランダの扱いが全く異なってきます。それはベランダの所有者が誰になるのかという点です。

一戸建ての場合、ベランダは必ず一戸建て所有者の専有物として扱われます。その為、ベランダ本体が破損してしまい本体毎交換する必要がある場合も、全て所有者の負担となります。

 

マンションの場合、ベランダの多くは廊下などと同じく共有物として扱われます。厳密には専用使用権付共有部で、表面部は個人所有物になり、本体部は共有物とややこしい場合が多いです。

こちらはマンション毎により契約が異なりますので契約内容の確認が必要です。

 

その為、専用使用する表面的な部分の小規模修繕は個人負担、ベランダ本体の大規模修繕はマンション管理側負担といった内容になっております。

 

一戸建てとマンションでは修理にかかる費用も大幅に変わってきます。

まず、一戸建ての場合から相場を確認してみましょう。仮にベランダ本体の交換をするとなると、相場は60万円前後と高額になります。

また、ベランダ破損による雨漏り等の二次被害になると、そちらの修理費用も全て個人負担となります。

 

次に、マンションの場合の相場を確認してみましょう。マンションのベランダはあくまで共有部として扱われる為、主な修理範囲は表面的な防水修理となってきます。その為、相場は10~20万円前後です。

また、ベランダからの漏水による室内被害等の二次被害に発展した場合は、マンション管理側の負担になる事があります。

こちらもマンション毎の契約や被害状況により異なる為、一概には言えません。

ベランダはDIYで直せる?業者に頼むべきかどうかの見極め方とは?

修理費用を少しでも抑えたいと考えた場合、DIYという方法に行きつきます。

一戸建て、マンション問わず多くのベランダはFRP防水やウレタン防水という「防水層」の上に、「トップコート塗装」が施されております。

 

「トップコート塗装」はあくまで「防水層」を紫外線等による劣化を遅らせるバリアのようなものです。

「トップコート塗装」と「防水層」はどちらもDIYで直す事が出来ます。

「トップコート塗装」については比較的簡単に行う事が出来、ベランダの設置環境によりますが約5年に1度の塗り直しが必要です。専用塗料や作業道具はホームセンターで購入可能です。

 

「防水層」については約10年に1度の塗り直しが必要です。防水塗料や作業道具はホームセンターで購入可能です。

ただし難しいのは、現状の劣化具合が「トップコート塗装」の劣化なのか、「防水層」の劣化なのかを見極める必要があるという点です。

こちらは業者に調査を依頼して判断してもらいましょう。

 

そして、DIY行う上で最も注意して欲しいのは、あくまで自己責任だということです。

仮に自然災害に遭ってしまった場合、施行がDIYによるものだった場合は、保険適用外になってしまう恐れがあります。

特にマンションの場合、雨漏れは自宅だけではなく、近隣や下層階にまで被害を及ぼす可能性がある為、慎重に判断する必要があります。

 

その為、特に「防水層」の修理の場合は、業者に施工を依頼した方が確実でしょう。

業者によるベランダ修理・リフォーム費用の見積りはいくらぐらい?

一戸建て、マンション共に相場については先ほど紹介しましたが、実際には使用素材、設置環境、修理範囲により金額が大きく異なります。

 

一戸建ての場合、ベランダの修理として「防水層」と「トップコート塗装」だけの塗装し直しだけでなく、ベランダ全体の塗装し直し、ベランダ本体交換と修理方法は多岐にわたります。

 

「トップコート塗装」の塗り直しは、広さにもよりますが約5万円です。

「防水層」から「トップコート塗装」までの塗り直しは、ウレタン防水で10万円前後、FRP防水だと15万円前後、シート防水20万円前後になります。

高価なほど高性能というわけではなく、ベランダの素材により適用材料が異なります。

 

ベランダ全体も含めた塗装のし直しは、ケレンやサビ止めも含め30万円前後になります。

ベランダ本体の交換は素材やグレードによりピンキリです。アルミ製だと60~100万円を超えることもあります。鉄骨製だと足場を組む必要が合ったりする為、100万円からと高額になります。

 

マンションの場合、殆どは「防水層」と「トップコート塗装」だけの塗装し直しです。
その為、一戸建てと変わらず、5~20万円が価格相場になります。

稀にベランダの上にタイルやウッドデッキが施工されている場合があります。
タイルの張替は10万円前後で、ウッドデッキ交換だと20万円前後になる事があります。

 

この様に、使用素材や修理範囲によって金額が大きく異なります。
ベランダの修理を検討する際は、まずリフォーム会社や工務店に依頼をする事がおススメです。

その上で、被害状況が火災保険に適用されるものなのか、DIYで直せる範囲なのかを確認して計画を立ててみてはいかがでしょうか。