2020.06.10
茨城県で自然災害の被害なら火災保険を利用!火災保険申請サポート業者3選
日本列島は災害が多数起きており、いつ災害が起きるのか予想するのが難しいほどです。茨城県でも2011年に発生した東日本大震災や2019年の台風など大きな自然災害による被害が発生しています。
災害によって住宅が破損すると、
「できる限り修繕に費用を抑えることができないか」
と考えるものです。
実は自然災害の被害であれば、火災保険を適用させる可能性が高いです。
火災保険と自然災害はあまり関係がないように思えますが、適切に申請することで実質無料で修繕できるケースもあります。
茨城県で発生した自然災害による被害に、火災保険を適用させる方法やおすすめの申請サポート業者をご紹介いたします。
茨城県で発生した被害は火災保険でカバーできる可能性も
茨城県は関東平野を中心としており、平坦な地形であることから、基本的に大きな災害が少ないエリアです。海では茨城港や鹿島港があり立地条件も良いので多くの工場が新設されているほどです。
しかし災害が多い日本では、直下型地震の影響が想定されており今後30年以内に茨城県南部の地震が発生する確率が高いと言われています。
それだけでなく、茨城県でも2019年の台風15号や19号による被害が発生しています。風災や床上浸水など、台風に起因する被害が起きているのです。これらの災害による被害を補償してくれるのが、火災保険なのです。
火災保険と自然災害とは関係がないように思えますが、火災保険は建物や家財を補償しているので、被害にあうと保険金が支払われることになります。
もちろん火災保険は住宅や地域のリスクに合わせて必要な保障を選ぶことが主流ですので、保険金額に上限はあります。
マンションなどで床上浸水のリスクはほとんどないのであれば、水災の補償を外しておくと、保険の割引率を高くしながらも必要な保障は得られるのです。
住宅の状況や価値は年々変化していきますので、保険商品や設定金額を定期的に見直すとよいでしょう。
いずれにしても、火災保険に加入しているのであれば、自然災害による被害に火災保険を適用させることが可能になりますので、条件をよく確認しておくことをおすすめします。


茨城県の災害危険性や自然災害の発生事情やリスク
茨城県は、大きな自然災害が起こることが少ないとはいっても、災害の危険性は避けられないものです。
茨城県で考えられる自然災害のリスクは、
・地震
・津波
・台風
・集中豪雨
です。
これまでに発生した事例や、今後のリスクについて見てみましょう。
地震
地震は陸の浅いところで活断層が動くことによって発生する「直下型」、海域のプレートが動く「海溝型」の地震があります。
茨城県では直下型地震によって今後30年以内に大規模な影響を与える可能性が懸念されています。茨城県内では F1断層や茨城県沖の海溝による地震の被害が予想されています。
地震が発生すると、茨城県のどこにいても甚大な被害がもたらされるのです。
県が発表している被害想定は、以下の図です。
画像引用元:茨城県
https://www.pref.ibaraki.jp/bousaikiki/bousaikiki/bousai/higaisoutei/documents/shousai6.pdf
茨城県沖で地震が発生すると、茨城県南部を中心として大きな被害をもたらすと予想されています。
津波
地震が発生すると、沿岸部では津波による被害が予想されます。地震による直接の被害よりも、津波が発生することによる被害の方が顕著になるともされています。
茨城県沖で地震が発生すると、沿岸部では日川海岸などでは17分後に最大で7.6mの津波が到達すると予測されています。
画像引用元:
https://www.pref.ibaraki.jp/bousaikiki/bousaikiki/bousai/higaisoutei/documents/shousai6.pdf
東日本大震災でも大洗では最大で4mの津波が観測されています。津波は大量の海水が押し寄せることであらゆるものを飲み込んでいき、がれきや家屋を押し流してしまいます。
津波が発生すると家屋の被害だけでなく、停電や断水、下水道などのライフラインが止まってしまうなど、避難生活を余儀なくさせる状況となってしまうのです。
家屋に被害が発生するだけでなく家財道具も使えなくなるので、やはりリスクに備えておくことが大切です。
台風
日本全国と同様に台風による被害も想定されます。茨城県でも毎年のように台風が上陸しているので、被害が発生することがあります。台風の暴風による被害だけでなく、高潮や高波による被害も想定できるでしょう。
例えば、2019年の台風19号による被害もありました。県が発表しているデータでは、全壊した家屋は292棟、半壊した建物は2,397棟にもなりました。また床上浸水も多く、544棟という被害状況です。
日本であればどこでも台風のリスクはありますが、茨城でも被害が発生しています。
集中豪雨
台風によるものだけでなく、集中豪雨が発生するというリスクもあります。2015年に発生した関東の豪雨では、台風の影響もあることで、記録的な大雨をもたらしました。結果として鬼怒川の堤防が決壊するなどして、建物の被害が起きたのです。
集中豪雨が起きてしまうと、地盤が緩むこともあり、土砂災害などの被害ももたらします。
関東平野が広がっているとは言っても、土砂災害特別警戒区域が想定されるなど、地域によって考えられるリスクがあります。
地震や津波の被害は地震保険が適用される
火災保険が自然災害でも適用されることを説明いたしました。
しかし台風や雪などの自然災害で火災保険が適用される一方で、地震や津波による被害は地震保険が適用されることが注意点となります。
地震保険は火災保険とセットで加入するものなのですが、地震・噴火・津波による被害は地震保険に加入していないと補償されないのです。
茨城県では、沿岸部は地震だけでなく津波の被害も予想されます。また高潮や高波による被害が想定される地域もあることでしょう。立地条件に合わせて、地震保険の条件等を確認することが必要となります。
火災保険の活用方法とは?
自然災害が発生したときに、どのように火災保険を活用していくのでしょうか?
具体的な申請の手順は以下の通りです。
1:保険会社に連絡
2:必要書類の準備
3:鑑定人による調査
4:保険金の決定
5:修繕作業
保険会社に連絡をして、自然災害による被害にあったことを説明します。被災状況については、詳しく伝えないことがポイントです。火災保険の対象外と判断されてしまったり、申請のときに不利益となる決定をされてしまったりするからです。
さらに送付されてくる書類に、被害の状況が分かる写真や罹災証明書などを準備していきます。このときに、自分で書類を用意することもできるのですが、火災保険の申請に慣れているサポート業者のサポート受けることもおすすめです。被害の状況を正しく伝えることで、保険金を認定してもらいやすくなります。
その後、第3者機関の鑑定人が被害状況を確認して、火災保険が適用されると認定されると保険金が支払われるのです。


茨城県の火災保険申請サポート業者3選
茨城県の火災保険申請サポート業者を3つピックアップしてみます。
どのような特色がある業者なのか、ご紹介していきましょう。
ヴァリアス
ヴァリアスは外壁や屋根の修理を請け負っている業者です。
外壁塗装の実績も県内でトップクラスを誇っており、経験が豊富なことから条件に合った塗料を選択してもらうことができます。火災保険を活用して、屋根の壁の修理を行うことも可能です。
書類の記入サポートはしていませんが、修理見積書と被害場所の写真の撮影を行います。火災保険が適用される部分の見積書を作成して、必要な書類を準備できるのです。
無事に保険会社から補償金の支払いがされると、実施に工事に移ることが可能です。もちろん屋根や外壁だけでなく、その他の部分のリフォームを依頼することもできます。火災保険を活用して修繕を行えるか、相談してみるとよいでしょう。
ヴァリアス
http://www.various-paints.com/about_insurance
中央建装
中央建装では塗装工事だけでなく、屋根修理や防水工事、さらにはリフォームなど幅広く工事を行っています。火災保険や地震保険を組み合わせることで、幅広い災害による被害に火災保険を適用させることができるのです。
被災場所の調査から、見積り、また火災保険の申請までワンストップで依頼することも可能です。意外なところの修理を、火災保険を使って自己負担なく修繕できるかもしれません。手間をかけることなく、スムーズに対応してもらえることが特徴です。
中央建装
https://homeland-mito.com/insurance/
お家のドクター
お家のドクターは、自然災害の被害を賢く修繕するのに活用できるサービスです。
年間約1000件の申請実績があるので、どの箇所が火災保険を適用できるのか判断することが可能です。平均して約100万円の保険金を受け取れることも特徴です。
被害箇所の詳細な点まで診断し、申請漏れがないようにしてくれるので、高い保険金を受け取ることが可能となりました。全国で無料診断できるので気軽に問い合わせできる業者です。
お家のドクター
まとめ
自然災害が少ないといわれている茨城でも、多くの自然災害のリスクを持っていることが理解できます。台風や地震による被害も受けてきましたので、自然災害によって外壁や屋根に損傷があることが発覚するかもしれません。自身の修繕工事に火災保険を適用させることができないか、ぜひ相談してみることをおすすめします。