2020.06.26
自宅で初心者でも簡単にDIYできる場所は?方法や費用を併せて紹介!
近年、年代問わずDIYをする人が増えていますが、初心者でも自宅でDIYができたら便利ですよね。一見難しそうなイメージがあるDIYですが、やり方と必要なものを揃えれば簡単にできます。また、DIYする際の費用も知っておきましょう。
初心者でも自宅で簡単にDIYできる場所を紹介
DIYとは、日本語に訳すと「自分でやってみる」といった意味を持ちます。日曜大工と似ている言葉ですが、DIYは雑貨やメイク用品など広い範囲の制作物が対象です。
家の中で使用する小物や家具を、自分で修理したり作成するスタイルで、近年老若男女問わず人気が出ています。自宅で物づくりをすると、趣味も増えるので生活も楽しくなりますね。
そんなDIYですが「家にはDIYができる作業場がないから難しいかも…」と諦めている方もいるのではないでしょうか。しかし、工夫をすると自宅でDIYができるスペースを確保することが可能です。
〈玄関〉
家族が毎日使用する玄関は、DIYを始めた初心者でも作業しやすい場所です。理由は、比較的作業工程がシンプルに進むからです。
玄関の改装として思い浮かべる過程は、
・壁紙の張り替え
・床のアレンジ
・シューズボックスのリメイク
が考えられます。これらは、他の箇所に比べると、タイルやステッカーを貼り付ける単純な作業で済むので、作業に費やす時間がかからないメリットがあります。
そのため初心者でも楽しく簡単に作業ができるので、DIYをする自信がつきやすいと考えます。また玄関は毎日使用するので、改装後のイメージを明確に持ちやすいですよね。
DIYを始めたいと思ったら、まずは玄関をリメイクすることを検討してみましょう。
〈庭〉
自宅の庭は、初心者がDIYしやすい場所です。なぜなら、単純な道具と素材があれば実用性のあるスペースに改装しやすいからです。
ウッドデッキや外壁の修理など、庭を活用して独自性の空間を作りたいと考えている方は多いと思います。このように、庭は完成形をイメージしやすいので初心者でも作業が捗ることが予想されます。
また、スペースが広くのびのびと作業ができるので、DIYに慣れていない初心者でも上手に使用できるでしょう。
〈室内〉
室内のDIYは、メイク用品などの小物や小さめの家具を設置したり、内装をチェンジすることです。
初心者の場合、大掛かりな作業を始めてしまうと途中で挫折することを懸念するでしょう。しかし、室内で使える小物や家具であれば、比較的簡単にできるので達成感を味わえると思います。
まだDIYを始めたばかりの初心者は、自宅の駐車場や庭、室内で使用する小物を造る作業をすることをおすすめします。


自宅や庭でDIYする方法は?
上記で挙げたような自宅でDIYできる場所で、実際に作業をする際はどのような方法を取るのでしょうか。
〈玄関〉
自宅の玄関をDIYする際には、上記で挙げたように玄関扉・床・玄関壁を張り替えたりステッカーを貼り付ける方が多いです。
なかでも初心者が一番簡単にできるDIYは、玄関扉にステッカーを貼り付ける作業です。ホームセンターに行くと、DIY用のリメイクシートが売っているので好みのものを買ってきて扉に貼るだけで完成します。
なお玄関扉用のリメイクシートは、床用としても活用することが可能です。簡単に剥がすことができるので失敗してもやり直しが効く点も、初心者に作業をしやすくさせますね。
この他、玄関壁を好みの形に装飾しておしゃれな空間に生まれ変わらせる方もいます。別途DIYした小物入れを壁に備え付けて収納箱を増やす方法もあります。
〈庭〉
自宅の庭を改装するためにDIYする方が増えています。主に、
・ウッドデッキの設置
・人工芝の貼り付け
・パネルフェンスの設置
・ガーデニング用の空間造り
など、庭を改装する際にスペースを利用しています。また、庭は汚れた際のゴミを処理しやすいため、比較的DIYがしやすい空間です。
そのため、DIY初心者は庭から手をつけてみるのも良いと思います。庭を使いやすく改装して、DIYに対する自信を持てると良いですね。
しかし、庭で作業をする場合は天候に気を付けましょう。初心者で慣れないうちは、晴れてる日に作業をするように心がけましょう。
〈室内〉
室内をDIYする際には、部屋を汚さないことに注意をしなければなりません。万が一、ペンキを床にこぼしてしまって落ちなくなったら処理が大変ですよね。
そのため、室内では簡単にできる小物の組み立てを中心に作業を進めましょう。これは、日曜大工用の基本的な工具があればすぐに制作ができます。
なお、ペンキを使うような大掛かりな作業は、室外の汚れても良い場所を使うようにしましょう。工程ごとに場所を分けることによって、部屋を汚さずに済みますね。


自宅でDIYする費用はどれくらい?
自宅でDIYするには、どのぐらいの費用がかかるのか気になりますよね。下記では、DIYする場所ごとに必要な道具と費用を解説していきます。
〈玄関〉
おしゃれな玄関に改装するには、どのような道具を揃える必要があるのでしょうか。実は、玄関をDIYするには、家にある道具のみで簡単に作業ができます。
玄関をDIYするのに役立つ道具は、
・両面テープ
・金槌
・木工道具
です。この他、床に敷くタイルシートや玄関扉に貼るリメイクシートがあればDIYすることが可能です。
また玄関のDIYにかかる費用は、作業工程によって異なりますが、初心者の方は複雑な作業は行わないと思うので最低限度の金額を考えておくと良いでしょう。
たとえば、玄関に収納棚を設ける場合は、一番簡単なカウンタータイプの棚を想定すると5〜10万円が平均的な費用です。また、床タイルの張り替えであれば5,000円〜15,000円が相場です。
このように玄関のDIYは、初心者でも手を出しやすい金額で作業することが可能です。
〈庭〉
庭をDIYする前には、地面を平らにならす整地の作業を行わなければなりません。この時に必要となる道具は、
・カマ(除草用)
・ホウキ(掃除道具)
・スコップ、クワ(地面を柔らかくするもの)
・トンボ、板、プレート(地面を固めるもの)
などが挙げられます。
整地の過程では、草取りと土壌を耕し、地面を固める工程があるので基本的な土いじりができる道具が必要です。
なお、整地が終わると庭に砂利を敷いたり、ウッドデッキを造る作業が始まります。色を塗る場合は、ペンキなども必要になります。
費用は、庭をどのような目的で使用するかによって異なります。たとえば、整地と砂利または芝生を敷くだけであれば安くて約1万円程で済みますが、ウッドデッキを設置するとなると、約15,000円から約15万円と差があります。
〈室内〉
室内でDIYする際に使う道具は、
・木工道具
・ノコギリ
・ボンド
・色を付ける道具
などです。
室内では大規模な道具は不要ですが、木材を切ったり貼り付ける作業を行うためノコギリやボンドがあると便利です。
また、室内をDIYする際にかかる費用は、約2〜4万円が目安です。小規模な作業だと1万円台で抑えられることもあります。
火災保険で自宅のリフォームは出来る?
ここまでDIYによって自宅を改装する方法を解説してきましたが、実は火災保険を使ってリフォームできる場合があることをご存知ですか。
対象となるのは、火災保険の対象となる災害で損傷を負った建物や家財です。たとえば、台風で破損した駐車場の屋根の修理や、水漏れによる壁紙を張り替える際に火災保険が適用されます。
あくまでも火災保険で被害を受けた箇所の修復を目的としたリフォームは可能です。しかし、何も被害を受けていない箇所の増築や改装の際には、火災保険は適用されないことを覚えておきましょう。
なお、DIYと火災保険を使うのはどちらがお金や手間がかからないか気になると思います。結論から述べると、火災保険を適用した方が費用を安く抑えられますし、工事にかかる時間を短縮できます。
DIYの場合、費用や時間さらには初心者であれば手間がかかってしまいますよね。しかし、火災保険を適用することで費用は保険金で負担されるので安くなりますし、早急に修理を行うことも可能です。
もしもDIYする箇所が火災保険が適用される災害でできた損傷部である場合は、火災保険を利用して修理することを検討してみてください。