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2019.01.26

火災保険で盗難被害は補償されるの?

もし、みなさんのお家が空き巣に入られてしまい、窓ガラスを壊されてしまうことや、大切なブランド品などを盗まれてしまった場合、どうしますか?

「空き巣対策はしているけど、もし本当に空き巣に入られてしまったらどうすればいいのか分からない…」と感じている方もいるかもしれません。

実は、空き巣による盗難被害は火災保険で防ぐことができるんです。

あまり知られていないことなので、この機会に知っておきませんか?

火災保険で盗難被害の補償ができることを知っているだけで、万が一の場合必ず役に立つはず!

是非参考にしてください。

火災保険で盗難被害を補償する方法

まず、案外知られていないのが盗難被害の補償をすることができる火災保険はどうやって加入するのか…?ということなんです。

火災保険に加入をしている方は多いとおもうのですが、「盗難補償なんてついていた?」なんて思った方もいるはず。

実は、普通に火災保険に加入しているだけでは「盗難の補償」がついていないこともあります。

これは、火災保険のプランによって違うので、覚えておきましょう。

では、火災保険に「盗難」の補償をつけると、どんな補償が行われるのでしょうか…?

ここで覚えておいていただきたいのが盗難補償の対象をどうするのかが大事だということです。

建物だけにかけている場合と、家財にもかけている場合で、補償額などが変わってきます。

例えば、最初に話した「空き巣に入られたときに、窓ガラスを壊され、ブランド品を取られた」という例で考えてみましょう。

建物だけに補償をかけていた場合は窓ガラスの破損のみが補償されます。

建物と同時に家財にも補償をかけているのであれば、窓ガラスはもちろん、ブランド品の補償(現金支給)もされるんですよ。

ただ、この話であればカギを閉めていたのに、窓ガラスを壊されて侵入されたから補償がされますが、鍵が最初から閉められていなかったなどの「予め防げた場合」の盗難被害は、補償対象にはならないことを覚えておきましょう…。

出かける際などは、戸締りなどダブルチェックをしておくことが大事!

盗難の補償で賄われるもの

もう一つ覚えておいて欲しいことがあります。

実は、火災保険の「盗難」の補償は実は全額賄われるわけでなないことです。

限度額があることを覚えておきましょう。

家財補償の限度額は20万円までの現金と、30万円までの貴金属が対象となります。

これは保険会社のプランによって変わってくる場合がある

自動車などの乗り物は対象外…?

ここまで、財布や、貴金属(家財道具)が盗られることを想定した話をしてきました。

ですが、盗られるのは家財道具だけではないですよね?

例えば、バイクや自動車などが盗まれることだってあると思います。

こういった場合は、火災保険の「盗難」プランの対象になるのかどうか気になりませんか?

実は、自動車や120㏄超えのバイクは補償対象になりません。

ですが、自転車や、原付であれば盗難プランの補償対象になることを覚えておきましょう。

ただし、自宅の敷地内での盗難に限ることがポイントとなります

火災保険の盗難補償を使用する前にすべきこと

ここまで、盗難被害の補償について詳しく紹介をしてきました。

もしもの時のために「火災保険の盗難のプランを追加しておくこと」は、とても大事だということが分かったのではないでしょうか?

ですが、実際に盗難被害に遭った時、しなければならないことがあるんです。

それをここから紹介していきます。

もし、盗難にあった場合は警察に「盗難届」を出さないといけません。

これができてないと、盗難の損害の申請はできないことを覚えておきましょう。

火災保険に加入した保険会社への連絡はその後で大丈夫なので、まず先に警察に届けをだすことが重要です!

まとめ

この記事では、火災保険で盗難被害の補償ができるのかどうかを紹介してきました。

火災保険に加入をしている方は多いと思うのですが、盗難の補償プランに加入していない…という方は結構います。

だからこそ、この機会に一度自分のプランはもちろん、火災保険に加入をしていない…という方は保険の加入を考えてみてはいかがでしょうか?