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2019.01.30

知っておきたい地震保険と火災保険の違いとは?

世界の中でも地震の多い日本で暮らしていると、地震保険へ加入するべきかと思う方が多いと思います。地震保険は単独の保険ではなく、火災保険に付随している保険です。  

火災保険に加入しておけば大丈夫だろうなんて勘違いする方もいらっしゃるのですが、大きな間違いです。 地震保険と火災保険の違いについて紹介します。 

 

【1】勘違いしやすい地震保険と火災保険の違い 

 

地震保険と火災保険は対象となるものは一緒ですが、保険を受ける際の条件が異なります。それぞれの保険について説明します。 

1.地震保険 

地震保険は、地震や噴火、津波などによって住宅が被害を受けた時に補償を受けられる保険です。対象は「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財両方」を選択することができます。 

地震・噴火などを原因とする火災や延焼などについては火災保険で補償されないため、地震による火災のリスクに備えるには、地震保険への加入が必要となります。 

 地震保険の保険金支払額は実際の損害額によって決まるものではなく、4段階の区分に分けられた損害区分によって決まります。 

原則として、地震保険は単体で加入することができません。火災保険へ付帯して申し込む保険です。自動的に付帯する商品も多いので、地震保険への加入を希望しない際は注意する必要があります。 

火災保険の保険期間の途中に地震保険を追加することができます。地震に対する警戒宣言が出された際などには、不可となる地域もありますので、ご注意下さい。 

 2.火災保険 

火事で家が燃えてしまったときなどに補償を受けることができます。商品によっては、落雷や風災による損害、洪水などの水害、排水管の詰まりなどによる水漏、空き巣による盗難などが補償されるものもあります。 

補償の対象は建物と家財に分けられており、「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財両方」から補償範囲を選んで加入することができます。地震保険と同様になります。 

 

【2】入っておかないと後悔する地震保険

 

 

地震保険は加入できる保険金額に上限があります。住宅を建てるのには、金額が足りないと感じるかもしれません。地震保険は住宅を再建するための保険という意味合いより、地震後の生活を立て直すための保険と考えて下さい 

被災後の当面の生活費や住宅ローンの返済に充てることが可能です。加入していると安心です。 

地震保険は民間の保険会社だけでは賄えないような巨大地震に備えて、日本政府が「再保険」という形でかかわり、保険責任の分担を行っています。 

一戸建て(持ち家)の場合、建物と家財両方を対象にして加入することも検討されると良いでしょう。 

ローンの残高や、建物より家財重視をするなど、保険に加入する人の状況に併せて、保険金額を調整することが可能です。 

マンション(持ち家)の場合、予算があるなら建物と家財両方を対象にすると安心ですが、どちらかというと、家財優先で加入するのをお勧めします。共用部分などは、管理組合で保険に加入している場合が多く、個人で入る必要は基本ありません。 

賃貸の場合、本人の所有ではないため、家財がどの程度補償されるかという点が重要となります。火災保険では、地震・噴火などを原因とした火災や津波による被害は多くの場合補償されません。 

保障額には上限がありますが、受け取った保険金額を引っ越し費用にすることができます。賃貸マンション住まいの人は家財を対象に地震保険へ加入しておくのも良いかと思います。 

 

 

【3】まとめ 

地震保険と火災保険は違います。地震保険に入られたい方は、火災保険に加入する際に追加で加入する必要があります。その分、出費はかさんでしまいます。 

 しかし、地震保険料は1年間の保険料に応じて一定の金額が課税所得金額から控除されます。家計の負担感をある程度抑えることができます。そして、補填を上げることが出来ます。 

 地震保険は建物を元通りに建て替えるためではなく、生活を立て直すための保険という側面も持っています。