2019.02.13
2×4(ツーバイフォー)物件を所有されている方は、多額の保険金を貰いそびれている可能性があるかも!?
「自宅がツーバイフォー物件なんだけど、地震保険がおりやすいの?」
「ツーバイフォーだと、多額の地震保険が受け取れるって本当?」
今回は、このような方に向けたコラムです。
結論、ツーバイフォー物件は、日本の在来工法と比較して、何倍もの保険金が受け取れる可能性があります。
そのため、ツーバイフォー物件所有の方は必見の内容で、知らないと大変な損をしている可能性が高いです。
今回は、なぜツーバイフォー物件が、多額の保険金が受け取れる可能性があるのかについて解説します。
ツーバイフォー物件の最大の特徴は “耐久性の高さ”
まずは、ツーバイフォー物件がどのような特徴があるのかについて理解しましょう。
ツーバイフォー物件最大の特徴は、耐久性が極めて高い点です。
その証拠に、熊本大震災で全壊した建物は、約12,000棟以上あるのに対して、ツーバイフォー物件の倒棟件数は0件だったのです。
ツーバイフォー物件は、従来工法の1.25倍の耐久性が高いのです。
また、『耐火性の高さ』『居住空間の広さ』などが、ツーバイフォー物件の特徴です。
ツーバイフォー物件に多額の地震保険がおりるのは半損認定されやすいから
次に、ツーバイフォー物件が、なぜ多額の保険金がおりやすいのかについて解説します。
地震保険の保険金は、物件の破損の度合いに応じて、以下のように額が上がっていきます。
[出典:https://www.ms-ins.com/pdf/information/product/kasai/201701_jishin_kaitei/jishin_kaitei.pdf]
地震保険は、破損部分の修繕費分が保険金としておりるので、被害度合いに比例するのは当然ですね。
そして、従来工法よりもツーバイフォー物件は、半損(または全損)認定がされやすいので、数百万円といった多額の保険金がおりることが珍しくないのです。
なぜ半損認定されやすいかは、その耐震構造に秘密があります。
ツーバイフォー物件が耐久性が高いのは、地震の揺れを受けた時に、その力を壁の面で受けて、分散させています。
そのため、倒壊は極めてしづらいものの、外壁・内壁でひび割れが起きる事が多いのです(逆に在来工法の場合、ひび割れは起きずらいが、倒壊しやすい)。
つまり、築年数の長いツーバイフォー物件は、いわば “壊れながら耐えている” 家が多く、損害割合が高くなり、多額の地震保険金を受け取りやすいのです。
まとめ
今回の内容をまとめると、「ツーバイフォー物件は、耐震構造上、倒壊率が極めて低く、その分の圧力が外壁・内壁にかかっているので、損害割合が高く保険金がおりやすい」というものです。
そのため、ツーバイフォー物件オーナーの方は、家がボロボロになりながらも耐え続けている可能性が高いので、地震保険を申請する事を強くオススメします。
もらえる分の保険金をしっかり受け取り、安心安全で快適な家にリフォームしましょう!